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2015年3月の外食産業売上げ 4.6マイナス 麺類は3.5%プラス


日本フードサービス協会が4月27日発表した2015年3月の外食産業の売上高は、前年同月比4.6%のマイナスとなった。調査対象は198社、3万1.958店舗。

【全体概況】
3月は、北日本以外の地域では比較的天候に恵まれたものの、土曜日と祝日が重なり土曜日が前年より2日少なかったことから、多くの業種で客数が前年を下回った。
FRは客数が前年を下回ったが、客単価の上昇から好調な売上となった一方で、FF洋風は異物混入問題の影響からの回復が鈍く、外食全体の売上を95.4%に下押しする結果となった。また、昨年の消費税増税前の駆け込み需要の反動で、複合商業施設の集客が鈍ったため、ショッピングセンター等に入店する外食店の一部では客足に影響が見られた。

【ファーストフードの麺類は3.5%のプラス】
対象事業者数24社(店舗数3051店)が登録するファーストフードの麺類部門は13ヶ月連続の増加。9.4%のプラスとなった。
【売上げ】対前年比103.5%【店舗数】101.0%【客数】101.6%【単価】101.9%


<業態別概況>

【ファーストフード業態】
・全体売上は90.0%と前年を下回った。
洋風は、新商品が好調な店があった一方、引き続き異物混入問題の影響が残り、売上は80.4%と大きくマイナスとなった。
和風は、昨年4月以降、客数は引き続き厳しいものの、客単価の上昇で売上は100.9%となった。麺類は、新メニューの投入等で売上は103.5%と堅調。持ち帰り米飯・回転寿司は、3月終盤の花見がプラスになった店もあったが、土曜日が少ない影響等もあり、売上は前年を下回った。その他は「カレー」が好調に推移した。


【ファミリーレストラン業態】
・全体売上は102.0%と前年を上回った。「洋風」「中華」で客数が前年を下回る中、全ての業種で客単価が前年を上回り、売上は「中華」以外の業種で前年を上回る結果となった。


【パブ・居酒屋業態】
・全体に店舗の整理統合が進む中で、「パブ・ビアホール」は販促活動が奏功し売上は前年を上回ったが、「居酒屋」は振るわず、客数・客単価・売上ともにマイナスとなった。

【ディナーレストラン業態】
・客数はわずかに前年に及ばなかったものの、新規出店と一部の高価格帯店の好調があいまって、売上は前年を上回った。

【喫茶業態】
・商業施設立地の店では客足が落ちたところもあるが、季節メニュー等で客単価が上昇、売上は103.7%となった。


詳細は  http://www.jfnet.or.jp/


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