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2013年3月の外食産業売上げ 4か月ぶりプラス 1.6%増


日本フードサービス協会が25日発表した3月の外食産業の売上高は、前年比1.6%増で4か月ぶりプラスとなった。前年に比べて気温が高く好天に恵まれたことが影響した。休日が1日多かったこともある。客数も2.9%増で3か月ぶりに前年を上回ったが、客単価は1.2%減で2か月ぶりにマイナスになった。


【ファーストフードの麺類は12.0%の増加、客単価は減少】

ファーストフード大手が展開する麺類は以前堅調。売上げ数、店舗数、及び客数は増加しているが、客単価は減少している。 売上げ 対前年比112.0%、店舗数111.0%、客数113.6%、単価98.7%


<業態別概況>

■ファーストフード業態
• 洋風は、各種販促キャンペーンにより客数が103.7%と前年を上回ったが、客単価は下がり、売上高は96.4%と前年を下回った。
• 和風は、高単価メニューの需要で客単価は前年を上回ったものの、客数は定価引下げやクーポン等で集客した前年に及ばず、売上高は98.6%となった。麺類は、朝食販売、出店効果、メディアへの露出などで引き続き好調に推移した。持ち帰り米飯・回転寿司は、休日数が増えて客足好調、売上高は7カ月ぶりに前年を上回った。その他は、気温の高かった地域でアイスクリームが好調、売上高は前年より8.1ポイント上回った。

■ファミリーレストラン業態
• 全体売上高は104.7%と5ヵ月連続して前年を上回り、全ての業種で好調に推移した。洋風は、引き続き付加価値商品やサービスの強化、季節イベント等が奏功し、和風と中華も引き続き堅調、8ヵ月連続して売上高は前年を上回った。焼き肉は、食べ放題、高単価メニューともに売れ行き好調で売上高は113.5%となった。

■パブ・居酒屋業態
• 全体売上高は97.7%と、業態では唯一前年を下回ったが、パブ・ビヤホールは引き続き好調で、売上高は105.2%となった。一方、居酒屋は、下げ止まり感はあるものの、歓送迎会の需要が伸びず、売上高は前年の96.5%であった。

■ディナーレストラン業態
• 新規の来店客や予約が増えるなど客足が好調で、地域によっては悪天候の影響を受けたものの、売上高は104.4%と昨年11月より堅調に推移している。

■喫茶業態
• 気温上昇で飲物販売が増え、フードメニューの新商品も売れ行き好調で、売上高は101.0%と前年を上回った。


詳細は  http://www.jfnet.or.jp/data/m/data_c_m2013_03_1.html


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