そば・うどん業界.comへのお問い合わせ 出展・広告掲載について メールマガジンについて
HOME > お知らせ一覧 > 【外食産業売上げ2013年7月】 0.1%増 3ヶ月連続プラス

微増ながら3ヶ月連続プラス 2013年7月の外食産業売上げ 0.1%増

日本フードサービス協会が7月26日発表した2013年7月の外食産業の売上高は、前年比0.1%の増加で微増ながら3か月連続のプラスとなった。ただ客数は後半の豪雨や日曜日が昨年より1日少ないことなどが影響し、客数は1%減で5カ月ぶりにマイナスに転じた。全国的に暑い日が多く、アルコール酒類など冷たいメニューが好調に推移。客単価も1.1増と3カ月連続のプラスとなった。

【和風が好調】
ファーストフード及びファミリーレストランでも【和風部門】が好調。


【ファーストフードの麺類は105.9%の増加、客単価は減少】
事業者数23社が登録するファーストフードの麺類部門は出店効果などで以前好調。売上げ数、店舗数、及び客数は増加しているが、客単価は減少している。 売上げ 対前年比105.9%、店舗数111.6%、客数107.0%、単価99.0%


<業態別概況>

【ファーストフード業態】
•全体売上は99.5%と前年を下回った。
洋風は、各社キャンペーンを行ったが、日曜日が前年より1日少なかったこともあり客数が伸びず、売上高は97.6%と前年を割り込んだ。
•和風は、前月に引き続き客単価が下がったものの、季節商品の投入などで客数が増加、売上高は103.3%と好調。麺類は、出店効果などで引き続き好調に推移。持ち帰り米飯・回転寿司は、値引きキャンペーン等を行うも猛暑と休日数減の影響で客数が伸びず、売上高は97.5%となった。その他は、前年よりやや下回る客数ではあったが、客単価が伸びて売上高は101.1%と前年を上回った。


【ファミリーレストラン業態】
天候不順や休日の1日減少などのマイナス要因もある中、全ての業種で売上高が堅調、全体売上高は前年比101.7%となった。売上増の要因は月前半の高温、新規出店、健康に配慮したメニューなど店舗によってさまざまだが、業種別の売上は洋風が100.2%、和風103.4%、中華102.0%、焼き肉105.3%と総じて堅調に推移。


【パブ・居酒屋業態】
全体売上高は前月同様、前年に及ばないが、パブ・ビヤホールは引き続き好調で、売上高は104.5%となった。一方、居酒屋は、客数、客単価ともに前年を下回り、売上高は95.2%にとどまった。


【ディナーレストラン業態】
各社で好不調が分かれるものの、休日数の減少や局地的豪雨等が全体売上に影響し、昨年末以来堅調に推移してきた売上高は9カ月ぶりに97.6%と前年を下回った


【喫茶業態】
月前半は、早い梅雨明けで猛暑に見舞われた地域ではアイスドリンクなどの季節商品が好調で、月後半の天候不順をカバーし、全体売上高は100.3%と前年レベルを確保した


詳細は  http://www.jfnet.or.jp/


【関連記事】

2013年6月の外食産業売上げ 3.6%増 2ヶ月連続プラス 

2013年5月の外食産業売上げ 3.3%増 13カ月ぶりに全6業態がプラス

2013年4月の外食産業売上げ 2か月ぶり 0.3%マイナス

外食産業売上げ2013年3月 1.6%増 4か月ぶりプラス

外食産業売上げ2013年2月 前年比1.3%減 3ヶ月連続

2013年1月の外食産業売上げ 2ヶ月連続減少 前年比2.2%減