そば・うどん業界.comへのお問い合わせ 出展・広告掲載について メールマガジンについて
HOME > お知らせ一覧 > 【外食産業売上げ2013年12月】1.6%増加

2013年12月の外食産業売上げ 1.6%増加 麺類は以前堅調

日本フードサービス協会が1月26日発表した2013年12月の外食産業の売上高は、前年同月比1.6%の増加となった。調査対象は213社、3万1,349店舗。

【全体概況】
12月は、曜日回りの関係で年末の休日が増えたことから、FR業態を中心に家族需要、忘年会需要が増え、全体売上はプラスに推移し、対前年比101.6%と2ヵ月連続して前年を上回った。特にFR業態は売上高105.7%で5月以来好調に推移している。


【ファーストフードの麺類は好調 9.1%の増加 客単価も微増】
事業者数23社(店舗数2342)が登録するファーストフードの麺類部門は出店効果などで以前好調。
売上げ数、店舗数、客数、客単価が増加している。
【売上げ】対前年比106.7%【店舗数】105.4%【客数】103.9%【単価】102.7%


<業態別概況>

【ファーストフード業態】
全体売上は99.7%と前年を下回った。
• 洋風は、前月に引き続き集客面で各社の好不調が分かれたことに加え、店舗数の減少あり、客数は90.7%となったが、客単価は上がっており、売上は95.1%となった。
• 和風は、新メニューの投入等で客数が大きく伸び、売上を押し上げた。麺類は、出店効果等で引き続き好調を維持。持ち帰り米飯・回転寿司は、店舗数の減少で客数は前年を下回ったが、前年より多い年末の休日数が売上に寄与した。その他は、「アイスクリーム」が年末休暇中に売れ行きを取り戻し、売上高は105.3%となった。


【ファミリーレストラン業態】
• 全体売上は98.9%と前年を下回った。
• 洋風は、集客面で各社の好不調が分かれたことに加え、店舗数の削減もあり、客数は89.0%と大幅に減少したが、他方で比較的高単価のメニューやフェアメニューの投入などにより客単価が上がり、売上は93.7%と減少幅は前月(91.8%)より小さい。
• 和風は、客数、売上高ともに8ヵ月連続して前年を上回った。麺類は、出店効果等で引き続き好調。持ち帰り米飯・回転寿司は、店舗数が減少したものの、曜日構成等から客数が伸び、売上高は前年を上回った。その他は、アイスクリームが日照に恵まれた地域で客数が伸び、売上高は106.9%となった。


【パブ・居酒屋業態】
• 全体売上は前年に及ばず96.2%となった。忘年会需要は比較的堅調であったが、曜日回りで企業の忘年会シーズンが短くなり、売上にマイナスの影響が出た店もあった。


【ディナーレストラン業態】 • 年末需要を捉えて客数が増え、売上は104.4%と先月に引き続き好調に推移した。


【喫茶業態】
• クリスマスのフェアメニュー、季節感のある新メニュー等により客数と客単価が増え、売上は101.2%となった。


詳細は  http://www.jfnet.or.jp/


【関連記事】

【外食産業売上げ2013年11月】2ヶ月ぶり増加

【外食産業売上げ2013年10月】6ヶ月ぶり減少。1.6%

【外食産業売上げ2013年9月】前年比 横ばい

【外食産業売上げ2013年8月】2.0%増加 4ヶ月連続プラス

【外食産業売上げ2013年7月】 0.1%増 3ヶ月連続プラス

2013年6月の外食産業売上げ 3.6%増 2ヶ月連続プラス 

2013年5月の外食産業売上げ 3.3%増 13カ月ぶりに全6業態がプラス

2013年4月の外食産業売上げ 2か月ぶり 0.3%マイナス

外食産業売上げ2013年3月 1.6%増 4か月ぶりプラス

外食産業売上げ2013年2月 前年比1.3%減 3ヶ月連続

2013年1月の外食産業売上げ 2ヶ月連続減少 前年比2.2%減