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HOME > お知らせ一覧 > 【外食産業売上げ2014年7月】2.5%マイナス 2ヶ月連続

2014年7月の外食産業売上げ 2.5%減少 麺類は4.2%プラス

日本フードサービス協会が8月26日発表した2014年7月の外食産業の売上高は、前年同月比2.5%のマイナスとなった。2ヶ月連続で前年比から減少した。客数は3.9%の落ち込みを見せた。調査対象は214社、3万1.885店舗。

【全体概況】
7月は、台風第8号の上陸や梅雨前線の停滞などにより、全国のあちこちで大雨の被害が大きく、外食の客数は96.1%に減少した。客単価は101.4%と前年を上回ったものの、全体の売り上げを押し上げるには至らず、売上高は97.5%と2カ月連続して前年を下回った。


【ファーストフードの麺類は1.6%のプラス】
対象事業者数25社(店舗数3039店)が登録するファーストフードの麺類部門は5ヶ月連続の増加。
【売上げ】対前年比104.2%【店舗数】103.3%【客数】102.3%【単価】101.9%


<業態別概況>


【ファーストフード業態】
• 全体売上は94.4%と前年を下回った。
• 洋風は、中国産鶏肉食材の問題とその風評被害の影響もあり、全体の売上は88.1%と大きく前年を下回った。
• 和風は、新メニューの導入等により客単価が上がり、前月に引き続き売上は前年を上回った。麺類は、出店増もあり売上104.2%と好調が続いている。持ち帰り米飯・回転寿司は、店舗数・客数が減少し、売上は96.3%となった。その他は、メディア露出等により「カレー」が引き続き好調で、売上は前年を上回った。


【ファミリーレストラン業態】
・首都・ 悪天候の影響で洋風の客数が減り、全体の客数は98.0%と2カ月連続して前年を下回ったが、売上は101.1%と前年を上回った。
・業種別にみると、洋風は客数減が売上に影響したが、和風・焼き肉は客数、売上ともに堅調に推移した。


【パブ・居酒屋業態】
・全体の客数は94.9%、売上は93.9%と前年を下回った。
・ パブ・ビヤホールは、キャンペーンを実施して好調な店がある一方、ビアガーデン等は雨天の影響を受けた結果、売上は97.3%となった


【ディナーレストラン業態】
・ 天候不順に多少の影響を受けたものの、新店効果もあり客数は106.2%、売上は108.8%となった。


【喫茶業態】
・季節メニューの投入やキャンペーンの実施を続けるも、台風等の悪天候で客足が落ち、売上は99.5%となった。


詳細は http://www.jfnet.or.jp/


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