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2013年2月の外食産業売上げ 3ヶ月連続減少 前年比1.3%減


日本フードサービス協会が25日発表した2月の外食産業の売上高は、前年同月比1・3%減で3カ月連続で前年を下回った。うるう年だった前年同月に比べ営業日数が1日少なかったことなども影響し、客数も2・4%減で2カ月連続のマイナス。だが客単価は1・2%増と3カ月ぶりにプラスに転じた。


【ファーストフードの麺類は9.4%の増加】
ファーストフード大手が展開する麺類は以前堅調。客単価は減少するものの店舗数の増加が牽引する形になってきている。 売上げ 対前年比109.4%、店舗数110.3%、客数111.4%、客単価98.1%

<業態別概況>

■ファーストフード業態
• 全体売上高は前年同月比96.4%であった。洋風は期間・曜日・時間帯等を限定した販促キャンペーンで好調だった店がある一方、そうした試みが直接結果に繋がらない店もあり、全体の売上高は91.8%と苦戦した。
• 和風は、営業日数の減少や地方の悪天候などがマイナスに作用し、売上高は前年に及ばなかったが、日商ベースでは前年を上回った。麺類は朝食販売、出店効果、メディアへの露出などで引き続き好調に推移した。持ち帰り米飯・回転寿司は季節キャンペーンが予想外に伸びず、売上高はほぼ前年並みに留まった。その他は、 アイスクリームが好調で売上高は2.0ポイント上回った。


■ファミリーレストラン業態
• 全体売上高は4ヵ月連続して前年を上回り、2月は2.4%ポイント増。洋風は、付加価値商品やサービスの強化、季節イベント等が奏功した一方、1日少ない営業日数で客数は僅かに減少し、全体売上高は99.6%となった。和風と中華は、店舗によって明暗が分かれたが、出店効果などもあり7ヵ月連続して売上高は前年を上回った。焼き肉売上高は115.7%となった。


■パブ・居酒屋業態
• 全体売上高は依然として芳しくないが、パブ・ビヤホールは引き続きフェアやキャンペーンで集客を図り、売上高は105.0%と好調を維持。苦戦の続く居酒屋は営業日数減の影響もあり、売上高は94.9%であった。


■ディナーレストラン業態
• 地方によっては雪の影響も受けたが、客数が伸び2月の売上高は102.8%と4ヵ月連続して前年より増加した。


■喫茶業態
• 全体売上高は97.6%と前年を下回ったが、新商品や商業施設立地で好調な店などがあり、月後半からはところどころに上向きの兆しも見られた。


詳細は  http://www.jfnet.or.jp/data/m/data_c_m2013_02_2.html


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