日本各地で【寒晒しそば】仕込み始まる。
二十四節の一つ【大寒】の2014年1月20日、日本各地で「寒晒しそば」の仕込みが行われた。
山形県山形市上宝沢の不動沢では山形麺類食堂協同組合の組合員らにより大蔵村で栽培された県産品種「最上早生(わせ)」３．５トンを清水に浸す作業が行われた。同そばは４月２０日前後に、山形市の４０店で提供される予定。
また取り組みが5年目になる栃木県日光市では標高約１３５０メートルのキスゲ平で昨年の３倍の約３トンを生産。５月の大型連休から日光市内などの８店舗で提供する予定という。
長野県茅野市北山湯川の「扇平堰」では市内のソバ生産者らが、冷たい清流にソバの実約３００キロを浸した。寒晒しそばは、市内のそば店やソバ生産者らでつくる「そば産業推進会議」が、ブランド化を目指して２００６年に復活させた。以来、毎年７月に市内の手打ちそば店で限定販売している。
また今年は九州で初めて、「寒晒しそば」の生産が豊後高田市で試みられ、玄ソバ約１０５キロが湧水に漬け、仕込みが行われた。
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