セルフ式うどん店丸亀製麺などを運営するトリドールが10日ロシアに現地法人を設立したと発表した。同社ＨＰによると同社100％出資子会社を2月1日、モスクワに設立。
今年8月にはモスクワ1号店を皮切りに5年以内にロシア各地において100店舗の展開を目指すとのこと。まだ出店する事業形態などはセルフうどんの「丸亀製麺」ブランドなのか、具体的な部分は未定とのこと。
近年ロシアでは寿司や天ぷらをはじめとした日本食ブームが起きている。その中でトリドールは日本食が一過性のものではなく、食文化として、ロシア各地で一般生活者が日常的に楽しむことの出来る価格で本格的な日本の美味しさを提供できる店舗を展開していきたいとしている。
現在トリドールはハワイ・タイに「丸亀製麺」ブランドで出店。今年には中国での出店予定が決まっているが、欧州への進出は始めて。欧州最多の人口が集積する都市モスクワで、日本発の美味しさを日常食として根付かせることで、今後は、他の欧州各地でも通用する事業の基盤構築を図っていくとのこと。
詳細は トリドールＨＰ http://www.toridoll.com/ir/pdf/120210.pdf
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