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夏の新名物への期待 【福井産夏新ソバ】 福井さンち(産地)の夏の新そば

【福井さンち(産地)の夏の新そば】

2013年7月31日、ソバの有力産地福井県の新たなブランドとしてPRしようと、「福井夏新ソバ」や地元食材を使った新メニュー「福井さンちの夏の新そば」を、県内のそば店21店舗で8月1日より限定販売すると発表した。

新メニュー「福井さンちの夏の新そば」は、福井産夏新ソバに、県産のトマト「越のルビー」やサツマイモやシイタケなどの野菜と県産ブランド豚肉「ふくいポーク」などを蒸して添え、ゴマダレで提供するメニュー。福井県麺類業生活衛生同業組合が、おろしそばに代わる夏向けの新メニューを考案した。7月31日には、JR福井駅近くの「ガレリア元町」で、「夏!!新そば・味わいフェアーinガレリア元町」と題したPRイベントで販売した。 価格は店舗により異なるが1食800円前後。各店舗で品切れになり次第、販売を終了する。


【福井産夏新ソバ】

福井県はソバの作付面積が国内3位。8月に播種し11月が収穫する秋ソバが主体となる。福井産ソバは小粒だが、味、食感品質は全国で高い評価を得ている。今回の試みは、需要が高まる夏場に新しい福井のそばブランドの確立を目指す。

「夏の新ソバ」は春に播種し、夏に収穫する。大分県や新潟県などで町おこしで活用している。秋ソバに比べ収量が少ないなど課題点もあるが、福井県でも2年前から県や民間関係団体が、収量と質の向上を目指して実証栽培を続けていて、福井、坂井両市など嶺北地方を中心に栽培面積が拡大しており、昨年の10ヘクタールから今年は20ヘクタール超へ倍増している。

 

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