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山川かつお節、最高値キロ2万8000円 【第19回全国鰹節類品評会】

2012年11月8.9日、かつお節類の全国品評・即売会である【第19回全国鰹節類品評会】が静岡県焼津市で開かれ、指宿市山川の坂井商店のかつお本節が農林水産大臣賞に選ばれた。落札価格は過去最高のキロ平均2万8000円。
本節の一般的な平均単価は近年上昇傾向だが、キロ当たり2000円前後で、約14倍の高値となった。審査の結果、一等賞の節には農林水産大臣賞、2等賞には水産庁長官賞が授与される。準グランプリにあたる水産庁長官賞は枕崎市の金七商店の一本釣鰹本節が選ばれた。


全国鰹節類品評会・即売会は日本鰹節協会の主催で4年ぶりの開催となる。前回は平成20年に山川で開催された。
「我が国伝統食材である鰹節を扱う生販の業者が集い、生産者が出品した商品に関して品質及び安定した技術を評価し表彰を行う品評会や講演会等を通して、鰹節類水産加工品の品質向上を図り、併せて加工業者の生産・技術・販売意欲の向上に努める。」を目的に開かれている。
本節、亀節、荒節、宗田節、鯖節など産地を代表する優れた製品が出品され、外観や食味などを競った。今回で19回目の開催となる。即売会は11回目。


今回の品評会、即売会では、最も高値で取引されるかつお本節の部門に21品が出品され、坂井商店の製品(本枯節)は、愛媛県の業者が落札した。同部門の平均単価は4710円で、約6倍だった。


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