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かつお節産地入札即売会 鹿児島県枕崎で 2012年9月14日


2012年9月13.14日、第67回目を数える「さつま鰹節産地入札即売会」が開催された。

9月13日に山川海洋センターで行われた山川水産加工業協同組合(27業者)の主催する鹿児島県指宿市山川の入札即売会が開催された。全国から51社約90名の問屋や仲買業者である指定業者が集まり、入札即売が行われた。
今回の出品数は前年より6業者少ない12業者が、82トン(前年比63トン減)を出品し、本節が前年比214円高の1826円、亀節が同13円安の1755円で、売り上げ総額は約1億3000万円だった。

また翌9月14日には、かつお節生産量日本一の鹿児島県枕崎市でも、かつお節産地入札即売会が行われた。かつお節の原料のカツオの価格が高止まりしている影響もあり、キロ平均価格はほとんどの品種で前年を上回った。


枕崎かつお節産地入札即売会には前年より68トン少ない225トン(さば節類を含む)が出品され、売上総額は4977万円減の2億6155万円。本節のキロ平均価格は前年比180円高の1956円だった。

共に今年の品質は上々とのことだったが、カツオ節の価格は高値傾向にある。原料となる冷凍カツオは不漁で品薄感があり、また価格を左右するタイ・バンコク相場も缶詰需要などの高まりで高値に上昇している上、世界的な漁獲規制に伴う水揚げ量の減少でかつお節は高値推移の状況を呈している。


お蕎麦・饂飩の出汁には欠かせない「かつお節」。仕入れも高値で大変でしょうが、本物の味を是非とも守り続けて欲しいものです。


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