鹿児島県日置市産 春撒きそば【春のいぶき】発売中。北東製粉㈱より
東京・池袋の北東製粉㈱から、２４年産春撒き新そばが発売されている。
産地は 鹿児島県日置市。 品種は「春のいぶき」
「春のいぶき」は、そばの需要の多い夏季に国産の新そばを供給するために品種改良された新品種。九州沖縄農業研究センタ－で育成されて2007年に品種登録され、九州各地で作付が拡大している。
鹿児島県・日置市の温暖な気候を活かし、春に播種し、初夏に収穫した色・香りの良好なそばを夏季にご賞味いただけます。
【春のいぶきの品種特性】
1. 「春のいぶき」は平成13年より九州沖縄農業研究センター(熊本)において、多収で難穂発芽性の春播き栽培向け品種の育成を目標として、中間夏型で多収性の「階上早生」から集団選抜法により選抜と固定を行って育成した品種である。
2. 生態型は“中間夏型”である。開花期は“やや早”で「しなの夏そば」、「階上早生」と同程度かやや遅い。成熟期は“やや早”で「しなの夏そば」、「階上早生」よりやや遅い。主茎長は「しなの夏そば」より長く、「階上早生」と同じである。子実重は「鹿屋在来」、「しなの夏そば」より多く、「階上早生」よりやや多い。
3. 圃場での穂発芽は、「しなの夏そば」、「キタワセソバ」、「階上早生」より少なく、降雨後のそば粉の最高粘度は「しなの夏そば」、「キタワセソバ」、「階上早生」より高い。
4. 容積重は「しなの夏そば」より重く、「階上早生」と同じである。製粉歩留りは「しなの夏そば」と同程度であり、「階上早生」よりやや低い。千粒重は「しなの夏そば」より低く、「階上早生」と同程度である。
5. 「春のいぶき」の食味は、前年北海道産「キタワセソバ」より優れ、春播き栽培された「キタワセソバ」との比較では同程度かそれ以上である。
農研機構(独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構)より
詳細は http://www.hokuto-kona.net/
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