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HOME > お知らせ一覧 > 2013 七夕の日【そうめんの日】

7月7日 七夕は【そうめんの日】

天の川に隔たれた牽牛星と織女星が年に一度だけ逢うことができるという星祭り【七夕】。五節句の1つですが、この七夕には、願いを短冊に記して、竿竹にくくると祈りが届くといわれています。


【7月7日 七夕にそうめん】

旧暦7月7日の七タの儀式に供え物の一つとして「そうめん」が供えられたと記述があります。特に、平安期からは、宮中における七夕の行事に「そうめん」が欠かせない供え物とされていたことから、この日を全国乾麺協同組合連合会では、「そうめんの日」と昭和57年から決めています。

中国では七夕の日にそうめんの原型とされる【索餅(さくべい)】を食べることで病気を祓うとの由来があり、その習慣が日本で七夕の日にそうめんを食べることに繋がっているということです。

その他、「そうめん」を白い糸に見立て「七夕に芸技(ハタ織り)が上達するように」とか、「そうめん」を天の川にみたてて食べる風習「出会がありますように」と願いをこめて食べたという説もあるようです。


また風水では、麺類は「恋愛運を高める食べ物」とされていて、この七夕の日とそうめんと恋愛を結びつけて、そうめんメーカー、株式会社三輪そうめん山本が自社製品「恋そうめん」をPRしようと「恋そうめんの日」と記念日を制定したとのことです。(日本記念日協会ホームページより)


【七夕の由来(たなばたつめ)】

「七夕」は、7月7日の夜という意味のことばで、もとは中国から入ってきたものです。
昔、中国では、7月7日の夜に、手芸や芸能の上達を祈願する習俗「乞巧奠(きつこうでん)」の行事が行われていたと言います。 最初に日本に伝わった時、宮中では「七夕」と書いて【しちせき】と呼ばれていましたが、のちに【たなばた】と呼ばれるようになりました。 それと元からあった日本の棚織津女の伝説と合わさって生まれた言葉であるとされています。「棚機津女(たなばたつめ)」の下略(「つ」は「の」)の語源説です。

また古くから日本の農村地域では、豊作を祈り種を撒く「種播祭り(たなばたまつり)」が存在していました。それが宮中で行われていた「しちせき」が民間に広まった時に混同され、「たなばた」と呼ばれるようになったとも考えられているそうです。

現代のように笹竹に様々な願事を書いた短冊をつけて、軒先に立てる風習は江戸時代頃よりが始まり広まったとされています。


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