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2013年3月17日~23日【彼岸会】 -彼岸そばー

【彼岸そば】

「彼岸そば」とは厳しく寒い冬も過ぎ、季節の変わり目を迎えるこの時期はどうしても体調を崩しやすいので、特に体に気をつけようということから、お彼岸には消化の良いうどん・そばで胃腸を整え、体調を万全にしようという習慣です。
蕎麦に含まれる多くの繊維質やミネラル分が「五臓六腑の汚れを清める」ことや「蕎麦を食べて体を清め、先祖を迎える」という言い伝えにつながりました。


【彼岸会(ひがんえ)】

2013年3月17日より春のお彼岸に入ります。今年の彼岸の入りは日曜日になります。
「彼岸の入り」とは彼岸の始めの日をいい、終わりの日を「彼岸の明け」といい今年は日曜日になります。
「彼岸会(ひがんえ)」とは春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のことをいいます。仏教では、彼岸会(ひがんえ)を行ない、祖先の霊を慰める法要を営むこととしています。春と秋の彼岸7日間に、全国の国分寺で金剛般若経を読経させたのが始まりといわれています。平安初期の時代から朝廷で行われた彼岸会は、江戸時代には、庶民の間にも年中行事として広まりました。


古来より日本では「暑さ寒さも彼岸までと」季節の変わりを感じながら、ご先祖様への感謝とご供養に家族でお仏壇をきれいに掃除し、お供え物(一般に、春は牡丹餅やお花など)をして菩提寺とお墓へお参りを行います。秋には彼岸花がお供えされますが、春のお彼岸にはキンセンカなどが多くお供えのお花としてお供えられます。


春の彼岸を迎えますと、2年前の東日本大震災直後に被災者の皆様が悲痛な想いを抱かれながらお参りされている光景が鮮明に思い出されます。いまだ大きな不安や悲しみが覚めやらない被災者様、ご遺族の方ご心中をお察ししますと、何を申し上げても空虚に感じられると思われますが、改めて皆様のご安全と一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。


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