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HOME > お知らせ一覧 > 天神そば 兵庫・出石 【受験生に】

新しい出石そばの名物目指す。【天神そば】


受験生に向けた新しい名物そばをつくろうと、皿そばで知られる兵庫県の豊岡市出石町のそば店の若手有志らが「天神そば」を作り提供を始める。
受験シーズンを控え、町内の出石天神社の学業成就の絵馬を付けるなど縁起の良さを「売り」に、10月25日から市内の蕎麦店(「正覚田中屋」「そば藤」「たくみや」「みくら」)の4店舗で提供する。

2011年に30~40代のそば店主や皿そばで使われる透き通るような白色が特徴の国指定伝統工芸品「出石焼」の工房の後継者ら7人は、出石の歴史や文化を生かしたまちづくりを目指して「出石無の会」を結成した。会の名称は出石藩主だった仙石家の裏家紋「無」に由来する。
同町出身で東京大学初代総理を務めた加藤弘之(1836−1916)が学んだ出石藩校(弘道館)跡地に、学問の神・菅原道真を祭る出石天神社が建っていることにちなんで、受験生をターゲットにした【天神そば】を開発した。

皿そば5枚で1人前。 皿そばとの差別化を図るため、薬味は全部で6種類。「勝つ」から「かつお節」、気持ちを「乗せ」る「海苔」、粘りの「と ろろ」、頭がさえることを期待して「ネギ」、神社の御神紋「梅」に合わせて「梅干し」のほか「上げ」で「揚げ玉」など。これらを小皿に盛り付け、そば猪口の周りに並べて梅の花に見たてている。箸と箸置きは「合格(五画)」につながる五角形とした。さらに天神神社が新たにつくった絵馬と合格シールを付け、値段も末広がりの888円とした。

同時に土産用の「天神そば」も開発。4人前の半生タイプで、こちらも888円で販売するとのこと。

 

詳細は  http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005442702.shtml


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