北海道 新得高校で「ソバの収穫」実習。
２０１２年９月７日【地域特産の農作物を使った食育の実践】としてそば打ちを必修化し、１年を通して新得特産のソバ栽培や歴史を学んでいる十勝管内の新得高校の１年生が、２０１２年自分たちで種をまいた同町内の畑で、ソバの収穫を体験した。
新得高校は、町内そば工場農園から０・２５ｈａの畑の提供を受け、６月にソバの種を撒いた。７月下旬には畑一面に白い花を咲かせ、順調にソバの実が熟し、収穫となった。
【手刈り天日干しのソバ】
新ソバの収穫作業には生徒や教職員約３０人が参加。実をつけたソバを鎌で刈り、まとめた束を立たせて天日干しした。これらのソバは１週間ほど干した後、脱穀。製粉し１２月のそば打ち授業で活用するとのこと。
【そば打ちを必修化】
同高の生徒有志が２０１１年、9月に行われた「しんとく新そば祭り」に初出店。「そば」を媒体に地元地域交流に参加したほか、2012年4月4日に東京ビッグサイトで開かれた第2回全国高校生そば打ち選手権大会では団体の部で新得高校が優勝をおさめた。本年度から１年生の総合学習（年３５時間）を郷土学習に充て、そば打ち実技や栽培体験の授業を組んでいる。
今月３０日に開催される第１１回しんとく新そば祭りの「そば屋台」にも同校は出展し、具は刻みネギのみのシンプルな【冷しぶっかけそば】 を提供する予定。
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