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そば處元祖鴨南ばん監修「冷やし鴨南ばんそば」サークルKサンクスで発売

コンビニのサークルKサンクスのHPによると2012年7月17日から、神奈川県湘南台のそば處元祖鴨南ばん監修した「冷やし鴨南ばんそば」を発売した。

今年1月、同コンビニから「鴨南ばんそば」を販売。好評だったことから、今回「夏にぴったり冷やし麺」としての第2弾企画となる。 発売時期は7月17日から8月13日まで。価格は1食税込450円。


同社HPによると「冷やし鴨南ばんそば」の特徴は
1.なめらかなのど越しのそばと鴨に合う甘めのつゆ。
2.またつゆは、「冷たいつゆを飲み干したいというお客様の声にお応えしたい」という店主の要望から、たっぷり170g使用。
3.トッピングには、鴨肉、白髪ネギ、水菜、レモンを合わせ、さっぱり頂ける。
とのこと。


監修の神奈川県湘南台のそば處元祖鴨南ばんは1810年に鴨南蛮を考案したとされる笹屋(後にそば処元祖鴨南ばんと改名)の直系。現在は8代目になる。(そば処元祖鴨南ばんHPより)。


【鴨南蛮(かもなんばん)】

代表的な種物の一つ。真鴨は味にくせがあるために合鴨を使うのが一般的。
鴨肉と長ネギをかけ汁で煮てから、そばに上置きをし、かけ汁をはるのが基本的な作り方だが、煮る前にフライパンで鴨肉と長ネギをさっと焼く方法がある。合鴨は両胸の「だき」と呼ばれる部分の肉が特に味がよいとされる。

以前は寒中だけの種物だったが、現在は通年出される。合鴨は真鴨(俗に「青首」ともよばれる)の雄と家鴨(あひる)の雌との交配種で、別名アヒルガモという。鴨肉を鶏肉にすると「鳥南蛮」となる。

「鴨南蛮の由来」

江戸時代に創製された種物で、「鴨なんばんは馬喰町橋づめの笹屋など始めなり」と、『嬉遊笑覧』に記してあり、笹屋が元祖とみてよい。 文政七年(1824)版三笑亭可楽の咄本『俳諧百の種』にも「笹や治兵衛が鴨南蛮」とある。
しかし、嘉永元年(1848)版『酒飯手引草』に「馬喰町一丁目角 鴨南蛮 伊勢屋藤七」と伊勢屋の屋号が出てくる。同じ一丁目にあった笹屋と伊勢屋のつながりは不明。
明治時代に川辺藤吉の名がみえ、大正四年(1915)以降に廃業した。大正末期杉山喜代太郎がその名を惜しんで復活、昭和九年(1934)両国長寿庵で修業した桑原光二が受け継いだ。 新島繁著 「蕎麦の辞典」より


詳細は
サークルKサンクス「夏にぴったり冷やし麺」
http://www.circleksunkus.jp/product/men_cold/index.html

そば處元祖鴨南ばん
http://www.kamonan.biz/


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