平成24年 年明けうどん事情 2012

2011年の年末もいよいよ終盤。そば業界では来週より平成23年の「年越しそば」の週となるが、うどん業界では早くも平成24年の「年明けうどん」の準備となっている。
「年明けうどん」とは、2009年正月より「年明けうどん普及委員会」が提唱する元日から1月15日までに食べるうどんのことで、白いうどんに赤い具材を添え、紅白のめでたい彩りが特徴。またうどんは太くて長いことから、長寿を祈る縁起物であり、年の初めに食べることで、その年の人々の幸せを願うことを目的にしている。

平成24年の年明けうどんで4年目となる「年明けうどん」だが、毎年徐々に広がりをみせていて、特に今年は香川県の「うどん県」のPR効果や讃岐うどんの全国的な広がりとも相成り、例年以上の盛り上がりを見せる様相だ。また今年は「全国まるごとうどんEXPOin秋田・湯沢」や「第1回 全国ご当地うどんサミット2011in滋賀」などご当地うどんの全国的なイベントも開催されたことなども要因の一つにあげられそうだ。
【初日の出うどん】
2011年11月11日には高松市内で「うどんに紅白のトッピングを添えたお正月らしい紅白のうどん」をテーマに行われた「年明けうどん レシピコンテスト」の最終審査が行われ111点の応募の中から初日の出に見立てた生卵やエビ天などをトッピングした「初日の出うどん」がグランプリに輝やいた。
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