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秋田さきがけON THE WEBによると今年9月30日~10月2日に行われた「全国まるごとうどんEXPOin秋田・湯沢」の経済効果が約7億円あったことが、湯沢グランドホテルで開かれた実績報告会で報告され、来年も開催が決定した。

「全国まるごとうどんEXPOin秋田・湯沢」は9月30日に全国9カ所のご当地うどんの代表によるサミットを開催。翌日からは各地のうどんが味わえるイベントが開かれ、2日間で約7万人を集客し、賑わいを見せた。

「全国まるごとうどんEXPOin秋田・湯沢」に参加したうどん

・稲庭うどん(秋田県湯沢市) 日本3大うどんのひとつ。細く延ばして綯う製法により、繊細で独特のコシの強さとツルツルとしたのどごしを持つうどんが生まれる。

・加須うどん(埼玉県加須市) 光沢とツヤ、コシの強さが特長。麦の産地であったことからうどんの歴史は古く、家庭で作られ振舞われていた。夏は冷や汁でもいただく。

・吉田うどん(山梨県富士吉田市) 富士吉田市を中心としたエリアで、富士山詣出客に振舞われた。この地域の稲作が困難で麦作が行なわれており、山梨県のほうとうと並ぶ粉文化のひとつ。

・氷見うどん(富山県氷見市) 氷見市で作られる手延べ式の細いうどん。面の細さから「糸うどん」とも言われる。出汁は、魚介類を原料とする地元産の魚醤「いしる」使う。「氷見うどん」の名称は商標登録されており、多くの店で使用されていない。

・名古屋きしめん(愛知県) 生地を薄く伸ばすため麺が長く、薄く平らなため茹であがる時間が短い。製造には熟練した技術を要する。茹でた麺に熱いつゆをかけ、油揚げや鶏肉などの具を入れ、ネギ、カツオ節をのせるのが一般的な食べ方。

・伊勢うどん(三重県伊勢市) 伊勢市で食べられているうどんで、麺は太めで柔らかくもちもちしており、具をあまり載せずに黒く濃厚なつゆを、時間をかけ柔らかく煮た極太の緬に絡めて食べる。

・讃岐うどん(香川県) 香川県はうどんの消費量日本一で地元でもよくうどんが食べられている。足踏み製法によるコシの強さが特長で、だしや生醤油をかけるが、少なめで飲み干すのが基本。あくまで麺が主役。

・五島うどん(長崎県) 遣唐使の時代に五島列島に伝わったといわれる手述べうどんで、断面は丸く細い。手述べの際に粉をふらず五島産の椿油を使用しており、かすかに香りがある。

・熊谷うどん(埼玉県熊谷市) 江戸の頃から小麦の栽培が盛んだった、埼玉県熊谷市。「農林61号」と「あやひかり」という2種類の小麦を使った熊谷独自のうどんブランド。


詳細は  http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20111130l


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