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「暑中寒晒し蕎麦サミット」開催 栃木市出流山満願寺

7月7日七夕の今日「暑中寒晒し蕎麦サミット」栃木市出流町の出流山満願寺信徒会館で開かれた。 昨今、静かなブームになっている「寒晒しそば」の意見交換を行おうと「寒晒しそば」の普及に取り組む県内外の五団体が集まった。

各地域では寒晒しそばを扱ったイベントは今までもあったが、今回のような異なる地域が集まり、意見交換を行うのは今回が初めて。


午前十時~正午までの間、各地域の寒晒しそばの作り方、などが発表披露され、その後、手打ち実演のあと、各地域ごとの寒晒しそばの試食を行った。

食べ比べることにより各地域、品種、加工の仕方により、味・風味の違いは明確に判別することができた。

寒ざらしそばは、大寒に蕎麦の実を冷水に浸し、寒風にさらして乾燥させたもので、江戸時代には将軍家に献上された歴史ももつ。


今回の「暑中寒晒し蕎麦サミット」は、地元のそば店十一店が加盟する出流観光会が主催し、ほかに日光市、那須塩原市、長野県、福島県の団体が参加した。


7月8日からは出流山万願寺の門前そばにある加盟11店舗で、厳冬に仕込んだ寒晒しそばの販売を始める。 今年は計約5千食分を予定(原料に限りがあるので、無くなり次第販売終了)。 販売価格は各店で異なる。


また長野県茅野市では7月1日から、「第5回献上寒晒しそば祭」が始まっていて、 「献上寒晒しそば」を市内の手打ちそば店12店舗において限定で提供している。 提供期間は7月1日より31日までとなる。 販売数は昨年を500食上回る4500食販売を目標にしている。



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