【東京 浅草】 並木藪蕎麦で男性見習いあるいは従業員募集 そば職人
現在、改装が着々と進む浅草・並木藪蕎麦では男性の見習いあるいは従業員を募集している。
募集要項の大まかな概要は
・男性従業員 あるいは見習い。
・経験の有無は問わない。
・年齢は25歳まで。
・一生懸命でまじめな性格の人を希望。
並木藪蕎麦は今年の2月末日まで営業をしていたが、現在は、改装に伴い工事中で、11月1日に再開する。改装は改装前の店舗の趣きの再現を最重要にした内容で、テーブルの配置、小上がりの配置などだけでなく、窯場・洗い場や中台・揚げ場など厨房の配置などもそのまま再現されている。改装前から並木藪蕎麦の板場を支えている65歳の頭から25歳まで一人とも欠けることのない職人衆での再開だが、今回新たに一人だけ募集を行う。
江戸蕎麦の伝統をかたくなに守っていこうという姿勢の並木藪蕎麦。
「並木藪蕎麦の仕事を覚えたい」という人には絶好の機会といえる。
「趣きと味」の再現と継承に対峙する並木藪蕎麦のこだわり
「建築法の関係などで、基礎だとか構造だとかは法律に従った建て直しになりましたが、なるべく「趣き」というか「流れている雰囲気」を再現したい、引継ぎたいと思いました。その趣旨を理解して頂けた建築担当の方には、お客様の目に触れない部分までこだわって頂けました。あと10年後だったら技術的に出来ないだろうと言われた箇所もありました。」
新しい店舗なのだが、店内の壁の下地材として埋め込まれた竹小舞の上に塗られた壁や厨房に貼られた白いタイルは、店内や板場をどこか懐かしさが流れる雰囲気に仕上げている。
「このサイズのタイルは現在ほとんど、出回ってないらしいのです。ようやく、探してもらえました。（笑）もちろんお店だけでなく、味の部分も大事なので、「返し」を仕込む土に埋め込まれた甕の下は5メートル下まで以前の土のままです。」
「見えないところにこそ、力を入れる」江戸の職人気質の一端を見た気がした。
なお従業員の募集は18日までお店の電話が繋がらないとのことなので、「そば・うどん業界.com」でメールまたはFAXで受け付けます。
1.メールフォーム http://www.soba-udongyoukai.com/search/mail/restaurantNum/2
に 「並木藪蕎麦さん、従業員募集の件」と明記して下さい。
2.FAX 03-5827-0194 にお名前・ご住所・お電話番号・年齢、「並木藪蕎麦さん、従業員募集の件」と明記の上、お送り下さい。
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