2013【天草西海岸域・そうめんフェア】そうめんの創作料理を提案
2013年7月11日より9月末まで、熊本県天草市天草町のホテルや旅館、民宿など13軒で、「天草西海岸域・そうめんフェア」を開催している。
「天草西海岸域・そうめんフェア」は天草・島原の乱(1637~38年)の舞台となるなど、歴史的つながりのある島原半島の食材を生かして観光客を呼び込もうと昨年から行われ、好評だったこともあり今年2回目の開催となった。
主催は天草宝島観光協会天草支部と長崎県有家手延素麺協同組合(南島原市)でつくる「天草・島原半島連携実行委員会」で、フェアでは天草側が組合に頼んで昨年開発した地域限定の手延べそうめんブランド「天草の糸」を使い、各店が趣向を凝らした長崎県・島原産のそうめんを使った創作料理を提案、提供している。
下田温泉をはじめ町内の宿泊施設13軒では、「天草の糸」を使った 鯛そうめんやそうめんピザ、そうめんを使った春巻、そうめんサラダ、そうめんかりんとうなどバラエティに富んだそうめん料理が提供したり、お土産に販売したりする。また飲食店や商店6軒でも「天草の糸」を販売する。
詳細は 下田温泉旅館組合(0969・42・3239)
http://amakusa-shimoda-onsen.jp/news/#20130601_454
【島原手延べそうめん】
全国で2番目の生産量で、品質に優れ、その歴史は350年以上も昔からはじまるとされていて、古くから三輪に供給されていた実績を誇ります。寛永14年(1637)、島原・天草地方(長崎)の住民は、徳川幕府の圧制とキリシタン弾圧に反抗し、島原の乱が起こりました。 そのため、島原南部地方の人口は激減ほぼ無人地帯に化したと言われています。 そこで復興策として、幕府は1万石につき1戸の割合で各藩から強制的に移民政策をとりました。その移民の中にそうめんの一大生産地であった小豆島(香川)の住民がいて、彼らが手延べそうめんを島原に伝えたというのが有力な説とされています。
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