平成25年 年明けうどん事情 2013年

2012年12月もいよいよ終盤です。そば業界では来週より大晦日まで平成24年の「年越しそば」の週となりますが、うどん業界では早くも平成25年の「年明けうどん」の準備となってきています。
【「年明けうどん」とは】
「年明けうどん」とは、「年明けうどん普及委員会」が2009年正月より提唱している「元日から1月15日までに食べるうどん」のことで、白いうどんに赤い具材を添え、紅白のめでたい彩りが特徴。またうどんは太くて長いことから、長寿を祈る縁起物であり、年の初めに食べることで、その年の人々の幸せを願うことを目的にしている。

【「うどん県」や讃岐うどんの広がり】
平成25年の「年明けうどん」で5年目となる「年明けうどん」。毎年徐々に広がりをみせていています。特に昨年秋、「香川県はうどん県に改名します」と宣言するプロモーションビデオを専用サイトで発表し、大きな話題になった香川県のPR効果や讃岐うどんの全国的な広がりとも相成り、広く浸透してきているようです。
【うどん県】のネーミングにおいては世相を反映し今年話題になった言葉に贈られる「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補50語にも「うどん県」がノミネートされました。
また、大手セルフうどんチェーンの海外進出の計画も目立った平成24年でした。
【様々な形で浸透してきている年明けうどん】
コンビニ業界やカップ麺の業界では一般的になりつつある「年明けうどん」です。昔は一般家庭で普通に作られていたお正月には欠かせない【おせち料理】も今では市販が一般的になってきていますが、「年明けうどん】がついてくる【おせち料理】なども出てきています。また街のうどん店の中でも元旦営業の【うどん店】など、年明けの早い時期から営業するうどん店も増えてきているようです。
「年明けうどん」の詳細は http://www.toshiakeudon.jp/
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