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HOME > お知らせ一覧 > 【桜切り】 お花見の蕎麦 ‐桜前線 2014‐

お花見の蕎麦は【桜切り】で楽しむ

【2014年 桜の開花予想】
3月12日、ウェザーニュースが発表した今年の桜の開花予想によると、今年のソメイヨシノの最も早い桜の一輪開花は、3月半ば過ぎから九州・四国の沿岸部・紀伊半島南部で始まり、西日本、東日本へと広がり都心の周辺部は3月下旬の後半に開花のピークを迎えそうです。


【桜切り・桜の葉切り】
変わり蕎麦【桜切り・桜の葉切り】。お蕎麦屋さんならではの【お花見】の時期のお蕎麦です。
一般的には桜の葉の塩漬けを軽く塩抜きし、一枚一枚、葉脈を取り、それを細かく刻んで更科粉(御前粉)に加えたお蕎麦です。桜の葉を裏ごしして更科粉に練りこむお店もあります。

よく桜の花そのものを蕎麦にいれると混ぜる変り蕎麦が【桜切り】と誤解されますが、桜の場合、香りを移すのは花ではなく葉なので、一般的には葉の塩漬けを混ぜ込みます。

「ほんのり薄紅色でないと桜の雰囲気が・・」という人も多いので、食紅などの食用色素を微量に入れて色味を調整するお店もあります。

祝いの席では一般的な【桜湯】
お花見の時期には、お客様をお席にご案内して、オシボリと一緒にお持ちするお茶替りに、桜の塩漬けにお湯を注いだだけの「桜湯」をお出しするというのも、より一層華やかさが広がって、楽しいお食事の場になるかもしれませんね。

【桜湯のいれかた】
1~2房の桜の花の塩漬けを湯飲みもしくはグラスに入れ、お湯を注ぎます。 塩分が強いと思われる場合は、最初少量の湯をいれて一旦捨て、塩分を調整してから、再度お湯を注ぎます。

【桜の花の塩漬けおこわ】
桜の花の塩漬けをおこわに炊き込んだ淡い春色のおこわです。筍などと合わせても楽しめます。

【桜の花の塩漬けの別の楽しみ方】
また食後のデザートに、彩りが楽しい【桜の花の塩漬け】を桜リキュールとともに寒天寄せにしてもおいしく頂けます。また、【夜のお酒】としては焼酎割りにも浮かべて楽しめます。
この時期大活躍できそうな「桜の花の塩漬け」ですが、私個人的には、桜の花のように程よい淡さ「くどすぎない」のが好みです。


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