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2013【納豆の日】7月10日

7月10日は納豆の日です。「7(なな)」と「10(とう)」の語呂あわせで、1981年(昭和56年)、関西での納豆の消費拡大を図り、関西納豆工業協同組合が作りました。1992年(平成4年)には全国納豆工業協同組合連合会があらためて「納豆の日」を設定したとのことです。

納豆は大豆を納豆菌によって発酵させた食品で各種が存在します。現在では一般的にネバネバのイメージが強い「糸引き納豆」を指しますが、糸引納豆が登場したのは中世以降のことで、それ以前の定義では麹菌を使って発酵させたのち乾燥・熟成させたものであった。風味としては味噌や醤(ひしお)に近かったそうです。

室町時代頃になると、日本独自の食品として登場した糸引納豆が広く知られるところとなり、日常食として消費されるようになるとともに、「納豆」という言葉もまず糸引納豆を意味するように変化していったとされています。

高い栄養価と効能は古くから知られ『本朝食鑑』には、「腹中をととのえて食を進め、毒を解す」とあり、その整腸作用は良く知られるところです。


【お蕎麦屋さん・お饂飩屋さんのメニューでも】

暑い時期が続くこれからの時期、あっさり栄養価の高い「納豆そば(冷)」や「冷かけ納豆そば」などお蕎麦屋さんでも人気のメニューの一つです。 薬味には鶏卵やウズラの卵、ネギ、ミョウガ、大葉の千切り、カイワレ、大根おろし、胡瓜、とんぶり、削り節、海苔、青海苔、ゴマなど何にでも相性がよく、また山芋、長芋(トロロ)、メカブ、オクラなど納豆同様にネバネバした食材と合わせるのも人気です。

また「納豆の日」が決められた理由の一つ「納豆嫌い」のイメージが強い関西圏でも近年は納豆が好まれることが多く、ある関西圏の手打ち蕎麦屋さんではひき割り納豆のように刻んだ納豆をもり汁にあわせた納豆汁のおそばが「夏の人気メニュー」だそうです。