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2012年 春撒きソバの花 秩父で見頃

2012年5月も今日で晦日だが、春まきのソバの花が咲き始めている。場所は埼玉県の蕎麦どころで知られる秩父地方。今週末には春まきソバの真っ白い花が見頃を迎える。


埼玉県秩父地方は四方を山々に囲まれた盆地で、盆地の特性から気候において、一日の寒暖の差や夏は風が通らず蒸し暑く、冬は底冷えする寒さとなり、埼玉県北部、南部とは異なる気候を持っている。 春そばを蒔き、発芽する頃の日中の気温は高温になるものの、夜間温度は15度を下回ることや中央に荒川が流れ、その支流も多く霧の発生も多いため植物の生育に恵まれた環境にある。

また中山間地ゆえの土地の勾配で、小石が多く、痩せた土地のため、水はけも良いことから古くからそばの栽培に適した土地として盛んに行われてきた。現在60軒を越す生産農家がそばを栽培し、地粉の手打ちそばを食べられる蕎麦屋やそば打ち体験できる施設があるほか、そばの特産品も数多くあることで有名だ。

また今週末の6月2、3日にはあらかわB級グルメと春そばの花見まつりが そば処ちちぶ花見の里で行われる。 会場では地粉100%のもりそばを販売するほか、みそポテト、たらし焼き、農産物、商工物産なども販売も行われる。


蕎麦の花の写真は秩父郡長瀞町のそば畑の風景

写真提供 蕎麦・うどん 大さわ http://sobaosawa.com/