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2012 ひがしどおり新緑そば街道まつり 5月12、13日

5月12.13日、青森県の下北半島に位置する東通村で、村主催の「ひがしどおり新緑そば街道まつり」が開かれた。会場周辺には目印ののぼりが立ち、東通村のそば街道にある会場は多くの人で賑わった。 東通村では、10年前からソバの収穫時期の秋に「新そば街道まつり」を開いていたが、「春にも開いてほしい」と要望が多かったため、今回初めて5月に「新緑そば街道まつり」を開催した。今回初めての開催にもかかわらず、中には1時間待ちの会場も出た程の人気だった。


東通村内の4地区の集会施設などで目名地区(目名さらしなの会)、鹿橋地区(鹿橋そば保存会)、上田屋地区(そば処田や)、大利地区(大利生活改善グループ)など、各地区の女性グループやそば店が、地元で親しまれている「東通そば」や「ざるそば」を300円から500円ほどで提供し、会場を訪れた人々は東通産そばだけで打たれた十割そばを楽しんだ。 東通村のソバの作付面積は現在45ヘクタールとイベントを始める前の10倍以上に増えている。


【東通そば】

「煮おき」といって打ったそばをゆで、そのまま置いた「茹で置き」の十割蕎麦に地鶏の青森シャモロックの鶏ガラや昆布、煮干しなどをベースにとった温かいだしをかけて食べる昔ながらの「東通そば」。地区により若干の作り方や材料に違いがあり、それが地域の味になっている。