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日本酒を世界に 韓国・ソウルやフランス・パリで日本酒試飲会 


【韓国・ソウル】

2月21日韓国・ソウル市内のホテルで日本各地の蔵元と韓国の流通関係者と間で日本酒の商談会が開かれた。

近年、韓国では日本食や居酒屋の人気とともに日本酒ブームが起きている。
震災の影響で日本製品の売上げが、一時期落ちたものの、ここにきて持ち直しが見えてきている。

この商談会はJETRO=日本貿易振興機構などが主催して開かれたもので、韓国の流通関係者などおよそ100名が参加、日本各地の20の蔵元が1社ずつ、自慢のお酒の魅力をアピールしたあと、韓国側の出席者の間で日本酒の試飲が行われた。

約60%の関税がハードルと言われるが、今2月1日から韓国では流通の規制が緩和され、小売業者が日本酒を直接輸入できるようになった。このことにより、小売業者の日本酒の仕入れコストが安くなることも考えられ、さらに日本酒ブームに拍車がかかりそうだ。


【フランス・パリ】

ヨーロッパのフランス、パリでも2月21日、パリの日本大使館において日本酒と甲州ワインの説明会及び試飲会が行われた。

これは原発事故による懸念を払拭して日本酒と甲州ワインの普及を図ろうと開いたもので、レストランやホテルの関係者など130人が参加。日本酒とワインの専門家が、それぞれ味の特徴を説明し、甲州ワインとあうフランス料理などを紹介したほか、放射性物質の汚染に関する質問には様々な段階で検査が行われているとの説明や試飲が行われた。