【濃い味】【濃厚な味】が今冬は人気
2011年12月12日放送の「テレビ東京」WBSによると、今年の冬は私たちの周りに「濃い味」「濃厚な味」の商品が広がっているとのこと。「濃い味」+「大盛り」がインパクトあるキーワードになっているという。「普通の味」より「しっかりとした味」のほうが「満足感」を与えやすい商品になるという。同番組ではエースコックのカップ麺のほかにヱスビー食品の「濃いシチュー」を取り上げている。
【ネーミングの効果】
2011年8月に発売したヱスビー食品の「濃いシチュー」は予想の3倍の売上げで2011年11月中に年間売り上げ目標を達成したという。「濃いシチュー」の価格は従来品に比べ20円アップの240円だが、「濃い」というキーワードを直接商品名につけたことで顧客の満足感を満たしているという。
【日常化する濃厚な味】
また秋以降発売された食品関連の商品は【濃い】や【濃厚】というキーワードが商品名につけられたものが増えているという。こうした商品が売れる背景には消費者の「短い時間の食事でより満足感の得られる」心理があるという。生活シーンの中で気分を変えたり「ホッと」するといった用途の中では「濃い味」というのは日常化すると同番組では紹介している。
なるほど、近年話題の「B-1グランプリ」に代表される「B級グルメ」は濃い味の食べ物が多くみられる。
正直、個人的にはただ単に【濃い味】の食べ物というのは飽きる気がするし、あっさりだけど上質な味の方が心が安らいだり、体にも優しく感じる。
ただ世の中の消費動向的には【濃い味】は見逃せないので、商品別や商品提供の流れの中で「商品そのものの味付け」あるいは「薬味」や「トッピング」などで、メリハリよく濃厚感を演出してお客様にご提案されてみては・・
詳細は http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_12313/