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11月30日は「本みりんの日」

本みりん業界が「本みりん」の良さをもっと多くの消費者に理解してもらうのを目的に「本みりんの日」を11月30日に制定。

11は「いい」、30は「みりん」の語呂あわせで、「いいみりん=本みりん」で、11月30日を「本みりんの日」とした。
また年末は、鍋物や煮物、おせち料理など「本みりん」の最需要期であり、消費者に「本みりん」の良さを知っていただくのに最適な時期であることから11月30日に制定した。

「本みりん」は日本の伝統的な酒類調味料。上品な甘み、旨み、香り、テリ、ツヤ等の調理効果がある。

「本みりんの製法」

本みりんは、蒸したもち米、米麹、焼酎もしくはアルコールを原料にし、40日~60日間かけて糖化・ 熟成させます。このあいだに米麹中の酵素が働いて、もち米のデンプンやタンパク質が分解されて各種の 糖類、アミノ酸、有機酸、香気成などが生成され、本みりん特有の風味が形成されます。

手間をかけて作られる「本みりん」。しかしながら「本みりん」に類似した調味料として、「みりん風調味料」と「発酵調味料」がある。 いずれも本みりんより安価に販売されているが、製法や成分が全く異なる。これらの「みりん風調味料」と「発酵調味料」が「本みりん」と区別されずに使用されているケースも多くある。このことを正しく消費者に理解してもらおうと「本みりんの日」を制定した。

1.「本みりん」の調理効果

効果1. ふっくら上品な甘み。
砂糖は強い甘み。でも、本みりんは温和な甘み。その違いは、砂糖の成分が甘みを強く感じるショ糖なのに対し、本みりんに入っているブドウ糖やオリゴ糖などの糖類は、どれも甘みが柔らかいので、その分、料理がまろやかで上品な仕上がりになります。

効果2. テリ&ツヤ。
本みりんを、お酒と砂糖で代用してもダメなんです。テリ&ツヤ効果が格段に違いますから。複数の糖類が食材の表面に膜をつくり、テリとツヤをつけながら素材の水分や旨みを保ちます。

効果3. 煮くずれ防止。
糖とアルコールが働いて、煮くずれしない。だから見た目が美しいだけではなく、食材の旨みを外に逃がしません。

効果4. 深いコク&旨み。
原料のもち米から生まれる、アミノ酸やペプチドなどの天然の旨み成分と糖類、その他の多種多様な成分が複雑にからみあって、豊かなコク、深い味わいが生まれます。

効果5. 味がしみこむ。
まず、アルコールが素早く食材にしみこみ、同時に、旨み成分アミノ酸や糖類などの味もしみこみやすくなります。また、醤油や味噌などの調味料とも相性がよく、味をまとめる効果もあります。

効果6. 消臭。
熱が加わりアルコール分が飛ぶときに、アルコールと一緒に魚や肉の臭みも飛び、さらに、アミノ酸と糖類も生臭さを消す役目をします。


蕎麦の「返し」やうどんの出汁などそば・うどん業界では頻繁に使われる機会の多い「本みりん」。「本みりんの日」は少し意識されて使ってみられては・・


詳細は  http://honmirin.sakura.ne.jp/


【味醂・料理酒】

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