昆布の日 2011年11月15日
1982年に毎年11月15日を日本昆布協会では、【こんぶの日】と決めています。
11月15日といえば、「七五三」の日です。この日のお祝いに、育ち盛りのお子さんが栄養豊富な昆布を食べて、元気に育ってほしいという願い、また、昆布を食べる習慣をつけてほしいという思いから、この日を【昆布の日】と決めたようです。
またこの時期は、その年に収穫された昆布が新昆布として市場に出回り、海からの贈り物として感謝をする気持ちも込められているようです。蕎麦やうどんの出汁と密接な関わりがある昆布。【昆布の日】にはその存在を再認識されてはいかがでしょう。
2011年産昆布は全国で約9割の漁獲量を誇る北海道産コンブが、10月末までで前年同期比19%減の1万387トンと、記録的不漁となっています。特に北海道(道東)産の昆布の生産が極度の不作で、北海道漁業協同組合連合会(道漁連)は今年産の漁獲量予測を、過去最低だった2007年産(約1万7800トン)を大きく下回る1万6200トンに下方修正した。最終的には1万5000トン台にとどまり、過去最低を更新する公算が大きくなっている。
不作の原因は天候の不順(特に夏場の天候不良による出漁日数の減少)や海水温の上昇による昆布の生育不足などのようです。
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