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HOME > お知らせ一覧 > 「そばの器」益子 陶器市 11月3日~7日

栃木県益子で陶器市 11月3日~7日 「そばの器」

11月3日~7日まで5日間行われる益子町恒例の秋の陶器市。今回の統一テーマは「そばの器」。そばちょこマップを作ったり 、展示場を設けるなどして、そばの器のPRに努める。東日本大震災で登り窯の多くが崩落するなどの大きな被害を受けた町では「益子から元気を発信する」を合言葉に観光客の増加を目指している。

1966年(昭和41年)から始まった陶器市は現在、春と秋に開催され今回で88回目。販売店約50店舗の他約500のテントが立ち並び、伝統的な益子焼から、カップや皿などの日用品、 美術品まで販売されます。統一テーマは2007年秋から導入した。 春秋あわせて約80万人の人出がある。

益子町はそばの産地としても知られ、地元産そば粉を使ったそば祭りは、多くのそば好きでにぎわう。今回の陶器市では観光客にそばの器をアピールするとともに、町内のそば店に益子焼の器の使用を呼び掛ける。

期間中は、城内坂のポケットパークに展示会場を設置。町内でそばの器を扱う販売店や窯元を紹介する。そばの器を扱う窯元などの場所を案内する「そばちょこマップ」も作成し、総合案内所などで配布する予定だ。


問い合わせは、陶器市実行委員会(益子町観光協会)0285-70-1120。


詳細は http://www.mashiko-kankou.org/mta1/mashikoyaki/toukiiti/tokiichi.htm


陶器市の期間を含む2011年10月2日(日)~2012年1月29日(日)の間、益子では「濱田庄司スタイル理想の暮らしを求めて」が益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子 にて行われている。

【濱田庄司】1894年に現在の川崎市に生まれ、東京高等工業学校で陶芸を学び、イギリス滞在の後、益子を作陶の場として日本を代表する陶芸家の一人。

濱田の陶芸については、これまで多くの展覧会で紹介されてきました。益子陶芸美術館では「英国セント・アイヴス展」において、若き濱田が英国人陶芸家バーナード・リーチと共に渡英して初めての個展をロンドンで開催し陶芸家として歩み始めるまでを、「沖縄と濱田庄司展」では濱田が沖縄を経て益子に向かう軌跡を紹介してきました。

今回の「濱田庄司スタイル展」ではイギリス滞在中に濱田を益子へと向かわせる大きな影響を与えた工芸村ディッチリング体験の後、益子の道祖土に壮大な古民家群を設え、濱田が創り出した生活スタイルの全容を紹介します。陶芸家の枠を超えて、工芸があるべき空間や生活を営む土地にまで拘ったモダニストの濱田庄司スタイルを、益子参考館に収集されている膨大な世界の工芸品や家具の一部と共に、濱田庄司スタイルの現場となった旧濱田邸を含めて堪能できる。

http://www.mashiko-kankou.org/event_d.shtml?2245