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香川県「さぬきの夢2009」作付面積 5年で20倍に

香川県は9月30日の、定例県議会でうどん用の県産小麦の新品種「さぬきの夢2009」の普及に向け、5年後には作付面積を現在の約20倍の2400haに拡大する新たな目標を明らかにした。拡大する面積に応じた種子代の助成制度などを活用して一層の生産振興を図る。

「さぬきの夢2009」は、「さぬきの夢2000」の後継品種として09年10月に選定。“初代”に比べて収量が1割多く、製麺時の扱いやすさや食感に優れているとされる。

香川県によると、「さぬきの夢2009」の作付面積は、導入初年度の09年秋に約20ha、10年秋に約116haだったが、12年秋には「さぬきの夢2000」からの全面切り替えが完了し、約1550haとなる見込み。県はさらに、香川県内の製粉業者ら実需者の購入希望数量が近く約8300トンに達すると推定。これに見合う生産量として、5年後の作付面積を2400haまで拡大する新たな目標を設定した。


参照記事  http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20111001000173


「さぬきの夢2009」は、「さぬきの夢2000」の後継品種として育成されたうどん用小麦品種。09年10月に選定。

「さぬきの夢2009」は「さぬきの夢2000」に比べて収量性が高く、うどんは滑らかで粘弾性があって食味評価も上回るとされる。今後香川県内での作付面積の拡大が見込まれ、平成24年播種には「さぬきの夢2000」から全面切り替えする予定です。本品種は香川県内向けに育成された品種のため、種苗の生産と譲渡は香川県内のみを対象とのこと。