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輸入小麦価格 10月平均2%の値上げ 10月1日から。直近3回連続の値上げ。

農林水産省は24日、政府が製粉会社に売り渡す輸入小麦(主要5銘柄の加重平均)の価格を10月1日から平均で2%引き上げると発表した。 輸入小麦は、政府がいったん買い上げ、国内の小麦農家への補助金分を上乗せして製粉会社に売り渡たす。

価格の改定は4月と10月の年2回で、今回値上げされるのはアメリカやオーストラリアなどから輸入し、パンや麺類などに使用される主要5銘柄。 輸入小麦値上げの主な要因は主要生産国であるロシアが6月まで輸出を禁止していたことや、オーストラリア東部で発生した洪水などの影響で国際的に相場が上昇し日本政府の調達価格が上昇したことによる。値上げ後の価格は、加重平均で1トン当たり5万7720円となる。

直近の輸入小麦粉の引渡し価格は2011年4月に18%、2010年10月は1%値上げしており、値上げ幅は今年4月の18%に比べて引き上げ幅は縮小したが、価格の引き上げは3回連続となる。