そば・うどん業界.comへのお問い合わせ 出展・広告掲載について メールマガジンについて
HOME > お知らせ一覧 > 栃木名物 乳茸の収穫シーズン

栃木名物 乳茸の収穫がシーズンを迎えている。「チタケうどん」などには欠かせない茸

栃木県で夏の茸「乳茸」(チタケ・チチタケ)の収穫がシーズンを迎えています。

栃木県以外の人は??と思うかもしれないが、栃木県人にとっては代表的な夏のキノコ。 というより、栃木県民が熱狂的に親しむ茸として有名です。松茸と肩を並べる程の超人気きのこ。
茸に傷を付けると白色の乳液がポタポタと滴り落ちるところから乳茸と呼ばれる由来ですが、薫りが強く、調理法によっては独特の良い出汁が出るため、うどんや蕎麦のつゆなどに具として用いられる「チチタケ」です。

「乳茸」(チタケ・チチタケ)の収穫は梅雨明け後10日ごろから第1回目のピークを迎え秋ごろまで採れます。
炒めたナスとチチタケをつゆに用いる「ちたけそば」「ちたけうどん」は栃木の代表的な郷土料理と知られています。

農林水産省が実施した栃木県における「農山漁村の郷土料理百選」でも「ちたけそば」は選ばれています。

一般的には「ちたけ」を茄子(お店により豚肉や鶏肉も)と炒めて出汁を加え、味噌や醤油で味をつけた温かい汁に、笊やせいろに盛った冷たいうどんや冷たい蕎麦をつけて食べる方法が主流ですが、ところにより塩漬けして保存しておいた「ちたけ」戻して茄子(お店により豚肉や鶏肉も)と炒めて出汁を加え、味噌や醤油で味をつけた温かい汁の種物としても秋から冬にかけては人気です。