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北海道で蕎麦の刈り取り始まる。

日本の蕎麦の一大産地の北海道で蕎麦の刈り取りが始まった。

場所は北海道の雨竜郡雨竜町。雨竜町内の農家3戸でつくる農事組合法人「元気クローラ組合」が早くもソバの収穫を開始した。 東京の宮本製粉との品質契約栽培で、2011年産北海道の新そばをいち早く送り出す。
農事組合法人「元気クローラ組合」では約80ヘクタールで蕎麦を生産栽培しているが、2002年から東京・練馬の宮本製粉 の要望で、新そばに取り組んでいる。

今年は春の天候不順で作業がずれ込み、昨年より6日遅い9日に収穫スタートだが、まだ白い花も目立つ中、大型のコンバインが次々と実を刈り取っていく。

8月9日からレラノカオリを刈り始めまた10日には、キタワセの収穫が始まった。 「種まきが早いので遅霜被害のリスクはあるが、こだわりのソバとして胸を張れる品質」(農事組合法人「元気クローラ組合」)収穫作業はこれから9月初めまで続く。

宮本製粉によると、農事組合法人「元気クローラ組合」の蕎麦は「日本一早いそば」と銘打ち、主に関東地方の100店を超すお蕎麦屋さんに販売されるが、全国の有名手打ち蕎麦屋さん  からの評判も良いという。
残念ながら数量に限りがある為「元気クローラ組合」から出荷された玄ソバは宮本製粉の工場で殻を外し、「ヌキ実」の状態でそば屋さんに出荷される。
店舗に石臼を備えて挽き立ての粉を使う手打そば店などで、新そばらしい青々とした色や香りが人気という。