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香川県 総本山善通寺で「うどん法要」 さぬきうどん振興協議会

12日、弘法大師の生まれた総本山善通寺(善通寺市)で「うどん法要」をさぬきうどん振興協議会は営んだ。弘法大師は平安時代に唐からうどんの製法を持ち帰ったと伝えられる。

香川県内の製めん所やうどん店などでつくる、さぬきうどん振興協議会は、「年明けうどん」の全国発信をしたり「年明けうどん」の商標登録化、また同会に参画している 「本場さぬきうどん協同組合」 は今年の4月 「本場さぬきうどん」 も商標登録を行い、「さぬきうどん」 ブランドの維持を図ったり、麺を通じた地域振興に積極的だ。

法要は創建1200年に合わせて2006年から行われ今年で6回目。 毎年この時期に行われる。 県内の麺産業の振興を願い発展に感謝するため、業者と地元の幼稚園児が、小麦粉や塩などうどんの原料や、打ち立ての手打ちうどん、乾めんなどを御影堂に供え、僧侶が経を唱える献麺式が行われた。

法要後は、地元住民らによる「讃岐うどん音頭」が披露される予定だったが雨天のため中止となった。 弘法大師生誕日(15日)に合わせた大師市も開かれ、植木の販売や露店が軒を連ねるほか、午後3時からは五重塔から餅などをまく恒例の「福投げ」はやはり天候のため、お配りする形で行われた。