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郷土の味覚 わさびを使った地元活性 安曇野 NHK「おひさま」放映を機に

長野県安曇野で23日、郷土の味覚の一つである安曇野市特産のワサビを使って地元を活性化しようと、新メニューの発表・試食会行われた。
これはNHKの連続テレビ小説「おひさま」の放映を機に、市が観光推進と地域振興のため設立した「おひさま推進協議会」の取り組みの一環として取り組んだもの。NHKの連続テレビ小説「おひさま」は安曇野でそば屋を営む陽子が主人公。

安曇野市商工会によると、安曇野のワサビは知名度は高いが、市場拡大が課題という。

試食会では茎の部分をペースト状にしてソースにしたり、湯通しした花を魚介類や他の野菜とあえたりして、葉や茎などわさび一本を丸ごと活用。和洋さまざまな料理に、わさびの風味と辛みを生かした計19品が披露された。

披露されたメニューの多くはわさびの中でも捨てられることが多い葉や茎を活用したのが特徴。辛みがある根と違い、葉や茎を使うと、風味が生き、辛みが苦手な人も味わいやすく、また廃棄部分がないので生産農家にとっても利点がある。

これを元に今後は改良し、市内の飲食店・宿泊施設等で、一般に提供していく予定という。