日本酒の輸出量 過去最高 背景に日本食ブーム
昨年の日本酒の輸出は、数量ベースでは10年11月時点で1万2223キロリットルとなり、現在の貿易統計で記録しはじめた1988年以降で過去最高が確定していたが、これに、12月単月の1546キロリットル、約9億円を輸出したことで、金額ベースでも過去最高を確定した。
財務省の貿易統計（速報値）によると、2010年の日本酒（清酒）の輸出は1万3770キロリットル、約85億円。
これまでの記録は2008年の1万2151キロリットル、約76億円だった。
輸出先（数量ベース）では米国が3705キロリットルと最も多く、次いで韓国の2587キロリットル。
台湾の1639キロリットルで、香港、中国と続く。最近ではカナダやオーストラリア、シンガポールなど広範囲になってきている傾向だ。
また21日にはインドでも青森の酒造会社10社が合同で商談会を開くなどさらに地域的な広がりをみせてきている。
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