スペイン・バテット村で そば祭り 日本から 「信州そばアカデミー」 会員ら16人が参加交流
長野県のそば愛好家グループ 「信州そばアカデミー」 会員ら16人が2月12、13日、スペイン北部のバテット村で開く現地のそば祭りに初参加し、日本のそばを披露する。
代表の赤羽章司さん(62)によると、同村はスペインで珍しくソバ栽培の長い歴史があり、そば粉をマカロニ状にしたり、ケーキの粉に使ったりしている。赤羽さんは「両国のそばの歴史を比べて交流する良い機会」と楽しみにしている。
今回の祭りは6回目で、数千人の来場者があるという。
赤羽さんらは日本からそば粉を持参し、そば打ちを披露、「もりそば」100食などのほか、「そばがき」を入れたけんちん汁も振る舞う予定。
全日本素人そば打ち名人大会で優勝経験もある赤羽さんは 「繊細な風味を追求する日本式も伝えたい」 と現地にそば打ちの道具も寄贈するとのこと。
赤羽さんは、数年前からスペイン北部カンタブリア州に信州産ソバを普及させる有志の活動に参加。 その際、ソバを栽培しているバテット村を知り、昨年初訪問した。
詳細は http://www.kuranomachi.jp/news/news/2011/01/post-53.php